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おしゃれな部屋にするには、インテリアが重要です。
時計やポスターなど、画鋲を使えば簡単に飾れるインテリア小物はとても便利ですが、賃貸物件に穴を開けていいのか、判断が難しいところでもあります。
ここでは、賃貸物件の壁に画鋲を使用してもいいのか、原状回復のガイドラインや画鋲の代用品も併せてご紹介します。
賃貸物件の壁に画鋲を使用してもいいのか
住んでいる賃貸物件の壁に画鋲を使用してもいいのかを調べるには、賃貸借契約書を確認しましょう。
賃貸借契約書には契約についての詳細な内容が記載されており、画鋲の使用についても指定があるかもしれません。
契約書に記載がなくても備考欄に小さく書かれている場合があるため、隅々まで確認してください。
賃貸借契約書に記載されていない場合は、国土交通省が定めた「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」が１つの指標となります。
ガイドラインでは、通常の使用範囲内であれば画鋲の使用は可能となっています。
賃貸物件の原状回復に関する判断基準
賃貸物件の原状回復についての基準は、2011年に国土交通省により公表された「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」で示されています。
このガイドラインは、賃貸物件からの退去の際に原状回復の補修費用に関するトラブルが多かったため作成されました。
ガイドラインによると、「普通の生活を送っていれば発生する汚れや傷」の補修費用は、大家さんの負担となります。
数か所程度の画鋲で刺した壁の穴や壁の日焼け、電化製品による壁の黒ずみなども「普通の生活を送っていれば発生する汚れや傷」に含まれます。
ただし、大型家具の移動などでできた傷やタバコによるにおいや汚れ、落書きなどは含まれず、入居者負担となります。
また、ガイドラインはあくまでも指標であるため、契約書に記載があればそちらが優先されます。
賃貸物件でも使える画鋲の代用品
身近にある道具でも使い方を工夫すれば、画鋲の代用品となります。
画鋲の代用品としておすすめなアイテムの1つ目は、ホッチキスです。
ホッチキスの芯は画鋲の針よりも細いため、壁に刺しても跡が目立ちません。
画鋲の代用品としておすすめなアイテムの2つ目は、ニンジャピンです。
ニンジャピンとは、見た目は画鋲のようですが、抜いた後の穴が目立たないことが特徴です。
凸凹のある壁紙なら、刺した跡はほとんどわかりません。
ただし、画鋲の代用品であっても、ドアや襖には使わないようにしましょう。
賃貸物件を退去する際に修理費用を請求される可能性があります。
まとめ
賃貸物件は退去時に原状回復が必要ですが、通常の使用範囲内であれば壁に画鋲を刺すことができます。
しかし、場合によっては修理代を請求される可能性があるため、ホッチキスなどの穴が目立ちにくい代用品を使用して、インテリアを飾りつけてみてはいかがでしょうか。
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